■ リピートタスクを作成するメリット
リピートタスクを作成することで、次に実行するときは開始時刻と終了時刻を入力するだけで済みます。「新規タスク追加」して手入力または「検索入力」で前回と同じようにProjectやMode、作業内容を埋めなくて済みます。
またセクションと見積もり時間を指定することにより、1日の特定の時間帯を予約することになります。タスクシュート方式ではリピートタスクをたくさん作って「毎日だいたい同じ事の繰り返し」にもっていくのが良いです。
■ リピートタスクはログの中から掘り出すもの
「ログなんてとらなくても朝食は6時半から6時45分くらいの間だし、ゴミ出しは月・木の7時過ぎに10分間くらいでしている」などと記憶を頼りにしているうちは、まだ甘いです。
また思いつきで「6時から30分間ジョギングする」みたいなことをいきなりリピート設定するのもうまくいかないことが多いです。
■ リピートタスクの例
予想はつくと思いますが、これらのようなタスクからリピートタスクにすると分かりやすいです。
- 生活(食事、歯磨き、入浴など)
- 日課(ゴミ出し、掃除、子供の送迎など)
- 習慣(散歩やランニングなど)
- 仕事(通勤、出社後のアレコレ、退社前のアレコレ)
ちなみに「トイレ」はなかなか扱いが難しいです。
■ リピートタスクの作成準備
慣れれば簡単ですが、はじめのうちは準備しておく方が良いです。
- 見積もり時間を算出する
3日分以上のログから平均した時間を使うのが良いです。
最長に合わせるとムダが多いですし、最短に合わせるとムリがかかりやすいです。
- 始める時間帯を決める
ログを見ながら「だいたいこの時刻付近で始めている」というところを見つけます。
多少は希望を入れても良いですが、あまり大きく変えない方が良いでしょう。
たとえば朝のゴミ出しのログが「6時50分」「7時5分」「7時10分」などであれば「7時からということにしよう」というのはありです。しかしここで欲張って「朝食前の6時からにしてしまおう」というのはだいたいムリです。
(この例で言えば、朝食の時にゴミが出ると言うことに気づいてゴミ出しは結局後回しになる、といったことがおきます)
あとはリピートタスクを作成して運用するだけですが、長くなるので次回に。