2016年6月26日日曜日

Narrative Clipを取り付ける場所ベスト3(子どもとお出かけ編)

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Narrative Clipをすでに1年以上使っている私の、取り付ける場所ベスト3です。

今回は子どもとお出かけするときに付けて良かったところです。
なお普段の格好はTシャツの上にシャツ(カジュアルシャツ)、下はジーンズです。
※以下「シャツ」は「カジュアルシャツ」のことです。

ではいきましょう。

1.ジーンズの前ポケット/ベルト(バックル付近)


<良いところ>

子ども(年中~小学校低学年)の目線に近いので、比較的、良い写真が撮れやすい

前向きなので、自分が見ているものが撮れやすい。
(横向きなどで付けると自分が見ていないものばかりが撮れて逆に面白くない)

クリップを落とす心配が少ない。存在確認もしやすい。

他の場所に比べて場所として安定している
(帽子や腕、足は動くのでブレて話にならない)

写したくないときにすぐポケットにしまえて再取り付けも簡単。
(電車に乗るときや、遊具のトンネルなど暗すぎて撮れる見込みがないところなど)


<惜しいところ>

上着やシャツ、Tシャツの裾の影になりやすいので注意が必要。

自分の手ばかり映ることもある

ポケットの場合、同じポケットに切符など入れてしまうと、取り出すときにクリップを落とす確率が非常に高くなる


2.シャツの胸のあたり


<良いところ>

クリップがシッカリしていれば安定する。

僕はクリップに長めのネックストラップを付けているのだけど、そのまま付けられるので落とす心配がない。

前向きなので、自分が見ているものが撮れやすい。高さ的にも。


<惜しいところ>

子ども目線ではなくなる。園や学校、お祭りなんかだと子どもより周囲の大人(親)ばかり撮れることになる。それはそれで良いときもあるのだけど。

クリップを挟んだところの上下のボタンを締めておく必要がある。
暑いと開けがちなので・・・。

目立つ。周囲の子どもはみな「何それ?」と聞いてくる。
(大人に聞かれたことはないのだけど、みんな気になっても聞けないのかな)


<ダメなところ>

クリップがへたると全然留まらなくなる。


3.肩掛けバックのベルト

<良いところ>

肩~腰まで好きな高さに付けられる。

シャツなどの裾で隠されることが少ない。

クリップに付けたストラップをベルトに巻いて結んでおけば落とす心配がない



<惜しいところ>

クリップの向きが斜め上や斜め下になりやすい(お腹が出ているせいかも)。

荷物の出し入れや体勢でカバンの位置が動くと高さや向きが変わる


<ダメなところ>

クリップがへたると全然留まらなくなる。


と言うわけで、僕は今日もジーンズのポケットにクリップを挿して子どもと出かけます。

タスクシュート時間術は誰もが普通に思いつくことだから怖がらなくていい

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それなりに時間がかかりそうな作業をしなければならないとき、誰しも「これはいつ終わるのだろう」と頭によぎります。例えばこういうことです。
  • 企画書やプレゼンなど何十ページもの資料を作成する。
  • 500ページもの資料を数日でチェックする。
  • PTAの作業で大量のベルマークを集計する
  • 大掃除で大量の雑誌をひたすらヒモで束ねる。
そう思ったらおそらく、少しやってみて(もしくは今までやった分を振り返って)、掛かりそうな時間を計算すると思います。

「1時間で25ページしかチェックできてない。
 ということは20時間かかるってことか!
 3日で終わるかなー?」

みたいなやつです。


新入社員などへの指導でもよくある話です。

先輩 「資料のチェック、進捗どう?」
新人 「全然終わりません」
先輩 「10分でどのくらいできたか見て、計画を立ててごらん」

僕も若い頃は何度か言われた記憶があります(笑)


このように誰もが普通に思いつくことなのです。
だから怖がらずに記録を始めてみれば良いのです。

メモ帳でもExcelでも、ナンだったら手書きでも。

ムリして最初からTaskChuteやたすくまを使わないほうが良いです。

記録することに慣れて少し自然にできるようになると、それらのツールの価値も分かるようになるでしょう。

ボランティアで他人が使うモバイルルーターと格安SIMを代理購入して失敗した話と、そこから得た教訓

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理不尽な出来事がありました。

<プロローグ>

発達障害で引きこもっていた方にプログラミングを教えているのですが、先日から「自分のパソコンを持ちたい」ということで、毎月の工賃を貯めたお金で購入することになりました。

当然ネット回線はどうするのかという話になりました。

その方は自宅のリビングにあるデスクトップパソコンでインターネットができているということで、じゃあ有線LANだろうし、あとは無線LAN(Wi-Fi)環境だけ用意すればいいかな、古い無線ルーターがあるから寄付して使ってもらうようにしようかな・・・と思った次の瞬間、その方は不思議なこだわりを発揮しました。

曰く、自宅のネット回線は家族のものだから触りたくない。そもそも家は自分のものじゃないから工事もイヤ。

こうなると何を言ってもムダです。

  • 外から来ている線がそのままデスクトップに挿さっているだろうから、その間に無線ルーターを挟むだけで工事とかいらないよ?
  • 家族に確認したらデスクトップでインターネットできなくても困らないらしいし、線を抜いてノートに挿すのはどう?
  • そんなにイヤなら、もう1本契約して新しい線を引く?
隔週で何ヶ月もこんな話をして、たどり着いたのが「格安SIMとモバイルルーター」の組み合わせです。

LTEなモバイルルーターは1万5千円くらいするし、900円のプランでは通信量は3GB程度だからちょっと工夫しないとシンドイだろうし、そもそもクレジットカード持ってないと契約できないでしょ、と色々あったのですが結局金額と通信量については納得し、SIMは僕の契約している格安SIMにもう一枚追加してお金をもらうことにしました。

ちなみにダメかと思っていたのですが規約(第8条)を見ると、生業でなくて責任を持つのであれば別の人が利用して構わないみたいで安心しました。

ということで先日諸々購入し、使い始めました。

施設で一緒にセットアップしたときに、何回も念押ししたことは
  • フリーの開発環境などのように1GBとかあるファイルをダウンロードをすると、あっという間に3GB使い果たして通信できなくなりますから注意してね
  • そういうのをダウンロードしたいときは施設でネット繋いでやってね
  • あとこういうのは繋がらなくなることも時々あるからあらかじめ覚悟して。そうなったら慌てず電源入れ直しだけやって、ダメなら連絡して
です。

理解していたように見えたのですが・・・。

<事件発生>

数日後、「繋がらない。使えない。もう要らない」と連絡がありました。

Webから記録を見ると、なんと初日に1600MB通信し、200kbpsの速度制限を食らっていました。
翌日も300MB超えたところで速度制限となり、そこからさらに2日間に渡り200kbpsで300MBずつ通信していました。

確認したところ、初日に「ダメ」と伝えていたフリーの開発環境をダウンロードしていたようです。
そうなるのを見越して施設でもダウンロードしておいたのに、それを削除してしまったからと。

ダウンロードするなと言ったじゃん・・・。

そして、こうなると何を言ってもムダです。

  • やっぱり3GBじゃ足りない。
  • (10GBにする?という質問に)10GBあっても1ヶ月自由に使えない。
  • いますぐ解約して。
  • ルーターはもう見たくもない(ご丁寧に初期化し、WindowsのWi-Fi登録も削除してました)
  • SIMやルーターのお金も払いたくない。
あー、面倒くさい。

その後、話をすればするほど、色々理解できてないことが分かりました。
  • モバイルルーターは購入品。SIMの付属品ではない。
  • SIMの最低利用期間は2ヶ月。つまり翌月まで解約できず使わなくても料金も発生する。
  • その方の使い方において、3GBがどの程度少ないのか。
  • 買ったもののお金を払いたくない、と言ってしまう常識のなさ
    (卒業?後すぐに10年以上引きこもっていたので社会人になったことがないのです)
こう書くと手落ちだらけのように思えますが、施設長を交えて長期間この話をして認識にズレがないことを確認していたつもりでした。

◇◇◇

現時点では「モメた」というだけの話なので結末はまだなのですが、とりあえずいくつか反省というか教訓があるので記録しておこうと思います。

<特に、この方(発達障害&引きこもり)だからの話>
  • この方は一般的な社会常識がない。
  • 当然と思えるようなことすら共有できていないという前提をおくべき。
  • 基本的には、子ども(良くて中高学生、あるいは小学生)と思った方が間違いが少ない。
  • 色々なものを消す。
    ブラウザの履歴もダウンロードやマイドキュメントフォルダの中身もメールも。
    (消すというより、常に元に戻している意識のようだ)
     
<代理購入の話>
  • できれば、しないのが一番。
  • するなら、先にお金をもらう(それはそれで嫌なものだけど)
  • 返金も受け付けられないことを宣言する
  • ↑何かしらの条件で返金されると分かっているものはそれも宣言する
  • 契約ものは、最短でいつ解約できるか認識を合わせておく
  • 何が買ったもので、何が契約ものか認識を合わせておく

<格安SIMの話>
  • 最安値の3GBをパソコン初心者ユーザに使わせるのは無理があるかもしれない。
  • 動画とか見たらアウトだし、Windows Updateとかもあるし、そもそも通信容量とその制限を正しくイメージできない疑いがある。
  • 1日300MBの制限、みたいなのはどこでもやってる。
  • 速度制限で「遅い」のを「繋がっていない」と認識する人がいる。
    「繋がっているけど遅い」とはならないらしい。
  • そもそもSIMがなんだか正しくイメージできていないかもしれない

<一般的に適用できそうな話>
  • すべて書面に残してお互いに保持する。
  • 読んでないとか言い出しかねないのでできれば書面にサインもしてもらう。

2016年6月9日木曜日

Narrative Clip 2がOFF状態の時にスマホから情報を取得しようとするとペアリングが切れる

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Narrative Clip 2を付けて通勤しながら時々スマホのアプリからバッテリー残量を確認していました。


ところが数回の確認で、画面下に「ナントカ lost」という表示が出て、ペアリング開始画面に戻ってしまいました。



充電している状態でなければペアリングはできない謎仕様のため、通勤中のバッテリー確認はそこで終了です。

その後色々試してみると、どうもClipをポケットに入れたりテーブルにうつぶせに置いたりという「撮影しません状態」にしているときに発生するようです。

試しにテーブルの上に置いていたClipを持ち上げて5秒くらい経ってからスマホで参照すると普通にバッテリー残量などが確認できました。

そういう条件と分かっていればある程度は気を付けることができそうです。

ところでペアリングするためには充電状態が必要ということは、ひょっとしてBluetoothの仕様として電力が必要になるのかもしれませんね。(想像ですが)

---
(追記)

いま検証のために試したところ、100%充電状態だからなのか、普通に接続できました。
上記の通勤中に切れたときは直前の確認では69%でしたし、その後色々試したときも60%程度でした。その辺りにしきい値があるのかもしれません。

Narrative Clip 2は設定項目が多い(Uploaderからのみ)

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Narrative Clip 2をパソコンに繋いでUploaderの設定(Settings)を見ると、知らないものがいくつかありました。



撮影の間隔を10秒~120秒で設定できるのは1と同じです。

しかしTimer ActionにDo Nothingを選べるようになっています。
つまりタイマーで何もしないようにできるようです。

またDouble Tap ActionにShow Battery Statusとあり、ダブルタップしたときにバッテリーの残量確認だけ、ということも選べます。

さらにTriple Tap Action。トリプルタップって。ダブルタップですらうまく出来てるか不安なのに(音は出していない)

これらを組み合わせれば、たとえば
・普段は何もせずにダブルタップしたときのみ写真あるいは動画を撮影する
・1と同じようにダブルタップなら写真を、トリプルタップなら動画を撮影する
などということができるようになります。

ただ選択状態が分かりづらく、変更しても効いているのか見た目ではよく分かりません・・・が、ちゃんと設定されていました。



Wi-Fiでファームウェアを更新できるようですし、Wi-Fiの接続先も複数選択できるようです。

スマホでセットアップしているときはまさか複数できるとは思えなかったので、できるのなら最初から言ってよ、と思いますホント。


動画もサイズと(おそらく)フレームレートがより細かく選べます。
p60とかホントなのでしょうか。


2016年6月7日火曜日

Narrative Clip 2の第一印象

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まいるど(38)さん(@hypermild)が投稿した写真 -


本日無事に届きました。2個購入したのですが、とりあえず1個セットアップしてみました。

まず最初の印象としては「一回りデカくなった?」です。
ちょうど職場にClip 1を忘れてきたので比較できないのですが、少なくとも分厚くなっています。
そもそも箱もデカイのですが、これもなんとなく取っておくにはちょっと困ります。

早速セットアップに取りかかりましたが、スマホだけでセットアップできることに驚きました。
Bluetoothのペアリングをして、アップロード用のWi-Fiの接続情報を入力したら完了です。実に簡単。

アプリからClipの状態を見られるのも便利です。
充電がどのくらいか、ストレージの空き容量はどの程度か。

今まではいつの間にか撮影できていなかったときがあって、それが電池切れなのかストレージがいっぱいになったのか原因が分からないままでした。
今後は時々チェックすることで、いざというときに充電してみたりスマホでテザリングしてアップロードしてみたり手を打つことができそうです。

充電中でWi-Fi接続していればアップロードもしているので、その進み具合も見ることができます。

またダブルタップしたときに動画を撮影できるようになったのも2からの機能です。
これも10秒~30秒で選べるみたいなのでとりあえず30秒としてみました。

写真も10秒間隔にしているので、この設定でどのくらい持つのか気になります。

まいるど(38)さん(@hypermild)が投稿した写真 -

1の時は確かUSBケーブルだけだったと思うのですが、今回は色々付いています。

まず目に留まったのは3種類のシール。
本体に貼るのでしょうが、正直貼りたくはないです。キレイに貼る自信もないし、後からキレイにはがせるのかという疑問もあるからです。

次に予備のクリップ(中央左)。
これは有り難いです。今使っている1は車のサンバイザーなどちょっと分厚い場所に留めていたらクリップが開き気味になってしまい、薄いシャツには留められなくなっていました。
これが交換できそうというだけで安心です。

さらに大きめのクリップ(中央)
交換できることを生かして、がちっと挟めるようなタイプのクリップになります。
サンバイザーを挟むならこれを使うべきでしょうね。

そして、ヒモ。
ネックレス程度の長さです。便利そうですが、これを使うとクリップがなくなるので個人的にはイマイチです。今までの使い方もずっとネックレスっぽく付けていることはなく、ズボンのポケットに引っかけたりしていたからです。
そもそも今までは普通のネックストラップを付けていたため、取り付ける箇所は比較的自由でした。
試してはみますが、おそらく使わないでしょう。

付属のUSBケーブルはそこそこ長めです。
1の時に付いてきた短いほうが好みです。家に転がっているUSBケーブルとしてあの長さは案外レアで重宝していました。まぁ一般的には長い方が使い勝手良いとは思います。

こうしてセットアップしてからこのエントリを書いている70分程度で、充電は4%→100%になりました。適当に接続しましたが、これは何アンペアで充電する前提なのでしょう。今度測ってみます。

そうそう、Twitterで「熱い」という情報がありました。触れなくなるほどではないにしろ、確かに熱いです。部品の耐久度大丈夫かな、と心配になります。

耐久度といえば、クリップが交換できるのはいいのですが逆にそこの耐久性は気になります。
プラスチックの爪で引っかかっているだけなので、ヘタるとスカスカになって交換どころかクリップですらない状態にならないかな、と。

と色々気になるところではありますが、明日は身につけて撮影して回ろうと思います。画質も向上しているでしょうし。