2014年8月21日木曜日

「昨日と機能」「天気と転記」などの変換ミスを激減する簡単な方法

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ざっくり言うと:

  • キーボードで日本語入力の効率を良くするには、同音で単語変換することを減らすこと
  • 読みに対応する漢字の第一候補が安定すると、ミスや修正が減る
  • たとえば「昨日」を「きのう」ではなく「さくじつ」と入力するようにすれば、「きのう」が「機能」専用に使える





『昨日リリースした○○機能について・・・』
『この一週間の天気を転記する』
『この漢字は違う感じがする』

ダジャレを言いたいわけではありません。

ここまで極端ではなくても、ある程度の文章を入力していると同音の単語を変換ミスしてしまうことがよくあります。

例えば「きのうりりーす」と入力してスペースキーを押し、「機能リリース」と表示された瞬間にEnterキーで確定してしまって「あっ」となるわけです。

特に私は結構細かめにスペースキーを押して変換してしまうため、このタイプの変換ミスが多いです。

もちろん「Ctrl+Backspace」を押して変換のやり直しを実行したり、カット&ペーストしたり、対処の方法は色々とあるのですが、そもそも変換(確定)ミスを減らしたいと思っていました。

賢いATOKを使っていてもこのような感じで常々軽くイラッとしていたのですが、最近思いつきで使い始めた小技が割と有効だったので、忘れないよう記録しておきます。

■ パターン1:別の読みがある場合はそちらを使う


たとえば「昨日」は「さくじつ」で変換するようにします。
そうすると「きのう」は「機能」専用の読みとして使えます。

「さくじつりりーすしたまるまるきのう」と変換すれば一発で「昨日リリースした○○機能」となり、すぐに確定できます。


■ パターン2:一文字足して確実になるようにする

「天気」と「転記」も結構悩ましいものがありました。

時々Googleで天気予報を見るため検索窓で「てんき」と入力しますし、TaskChuteのログを転記するときのタスク名に「ろぐてんき」などと入力しているためです。

単語変換のため「ログ天気」となることもしばしばあり、軽くイラッとしていました。

そこで閃いたのが「おてんき」です。
「天気」の方は常に「おてんき」で変換することにしました。

予報を検索するとき以外の「てんき」はほぼ「転記」を期待しているため、これで十分です。

もう「転記」を検索してしまうこともありません。

「洗濯」と「選択」も同様に、洗う方は「おせんたく」を使っています。

■ パターン3:動詞にする

「感じ」「漢字」もしょっちゅうミスっていました。

パターン2とほぼ同じですが、前者を「かんじる」「かんじた」などと動詞として入力するように心がけています。これで「かんじ」は「漢字」専用で使えます。

■ まとめ

余計な文字を削除する手間が増えるケースもありますが、変換の第一候補で確定してほぼ間違いないという安心感と変換ミスのやり直し削減による効果はそれ以上と感じています。

2014年8月17日日曜日

映画「STAND BY ME ドラえもん」の感想

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映画「STAND BY ME ドラえもん」を妻子と観てきました。

全く期待していなかったのですが、うかつにも感動してしまったので、ここに記録します。


■ 期待していなかった理由


こちらのインタビューで触れられている「成し遂げプログラム」がひどすぎると思ったからです。

ストーリー的に便利だからという理由で、ドラえもんに電気ショックを与えるなんて、ちょっと許せないと思っていました。

「すてきな未来が来るんだぜ」と言う 映画「STAND BY ME ドラえもん」 山崎貴、八木竜一共同監督インタビュー (4/5ページ) - SankeiBiz(サンケイビズ)







また映画館の中にあった3Dキャラクター達の看板も、ドラえもん以外は「なんとなく似ている人」にしか見えませんでした。きっと映画を観ている最中もずっと違和感があるだろうと思っていました。


■ 見始めてすぐの感想


見始めてすぐ、キャラクター達に感じていた違和感はなくなりました。

やっぱりドラえもんがちゃんとドラえもんだったのが一番の理由だとは思いますが、動いてさえいればストーリーに意識がいってしまい、絵の細部はどうでも良くなるようです。

「こいつは、のび太だ」と理解してしまえば、どんな表情になろうが、まぁ、のび太です。


■ 初めてのタケコプターのあたりの感想


「やっぱ映画だとこういうことしたくなるんだろうなー」というシーンがありました。

高速で街の中をビュンビュン飛び回って、電車とかにぶつかりそうになりながらギリギリ回避。

モンスターズ・インクとかでもあーゆーシーンあったなーと色々な3Dアニメの映画が思い浮かびました。

そこは「何をやってもダメ」なのび太なんだから、「飛べない」もしくは「とんだ瞬間に壁に激突」くらいがちょうど良いとは思うのですが。

でも映画なんだし、子供も笑っていたし、アレはアレで良かったのだろうと思います。


■ ストーリーは知ってる話の組み合わせ


詳細は書きませんが、漫画やアニメをそれなりに吸収している人ならすぐにピンとくるレベルで、メインの話はアレ、サブストーリーがアレとアレ、みたいに楽しめます。

うまいこと話が繋がっている気がします。


■ 酒飲んで愚痴る出木杉君に、うっかり涙


貴重なシーンです(笑)

ここで「勝てるはずの勝負に、なぜか負けた」という出木杉君の人生について思ってしまい、目頭が熱くなりました。


■ 娘を持つ父親として、感涙


中盤、しずかちゃんが父親と話をするシーンがあります。

これも確か漫画で読んだ記憶があるのですが、改めて動くキャラクターが語るのを観ていたら、ちょっとホロッときました。

しずかちゃんの父親が立派すぎて、もう・・・。


■ 最後のシーンに、涙


「ウソ800」という道具が登場するこの話、漫画で読んだ記憶はあったのですが、やっぱり感動してしまいました。

映画ってズルいなーと思いました。


■ 「成し遂げプログラム」について


冒頭で触れた、ドラえもんに電気ショックがひどいという話ですが、さほど頻発しなかったせいか気にはなりませんでした。

よく考えたら、アニメではドラえもんどころかのび太たちも、道具を誤って使ったりして電気ショック的なものは結構受けています。見慣れた光景なので、絵的に残酷とかは感じませんでした。

監督の「便利」発言にはガッカリですが、まぁ気にしないことにします。

■ まとめ

ドラえもんの思い出を通して、大人になった自分を見つめ直すことができるかもしれません。

ぜひ映画館で、というほどではないですが、観ておいて損はないと思います。

あと上映時間が90分なので、アンパンマンのようなつもりで子供と来ると途中退場するハメになるかもしれません。実際に何家族か出ていっていました。


2014年8月15日金曜日

「ビオレさらさらパウダーシート」をアラフォー男が初めて使い発見した26個のこと

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これを試したところ、人生経験と女子力が上がりました。

(2018/06/13 アロマフレッシュベリーはもう売っていないようです。慣れればイイ匂いだったのに...)


いい年した男性が使うようなものではないと思っていましたが、まだ汗をかく時期が続きますし、一度は使ってみるべきです。

今なら「ネットで流行ってるっぽいから」という言い訳もできますし、まずは携帯用で試してみることをおすすめします。


■ 試そうと思った背景


このブログで紹介されていた「ビオレさらさらパウダーシート」に興味がわきました。

「ビオレさらさらパウダーシート」わずか数百円でいい匂いの人と一緒にいる感得られてヤバい | KAMPLOGbr />

理由は「自分の好きな香り」を突き止められるかもしれないからです。

時々道で女性とすれ違ったときにフワッとくる「とある香り」が好きなのですが、それが何の香りなのかサッパリ分からないのです。

まさかすれ違ったあとで追いかけて尋ねるわけにもいかず、時々「あぁ、この香り・・・なんなのだろう」と思っていました。

もしかしたら「あ、コレだ!」と解決できるかもしれないので買って試してみました。

あともちろん自分の汗の臭い、特に朝出社したときの汗をどうにかしたいと思っていたので、そこの効果も期待していました。

結果、残念ながら探していた好きな香りとは違っていたのですが、色々と発見があったので記録として残しておきます。


■ 購入シーンでの発見


●1.香りの種類を把握しておくことはダイジ

駅の中のドラッグストアで買ったのですが、お店に入ってから再びネットの情報に頼ることになりました。「女子の香り」というキーワードしか覚えてなくて、こちらのサイトを参考にしました。

女子臭が発せられるビオレ『さらさらパウダーシート』5種をランキングしてみた - 週刊アスキー


●2.店頭で選ぶのが恥ずかしい

店頭にはこの手の商品の男性用と女性用2コーナーが設けてありました。
で、私はスマホで上記サイトを見ながら女性用のコーナーにいたわけで、他にお客さんはいなかったのですが、なぜがバツの悪い思いをしていました。

「妻に指定されたものを探しているだけなんだ」という不要な言い訳が、ずっと頭の中をグルグル回っていました。


●3.携帯用と詰め替え用で悩む

詰め替えの方がお得だろうとは思ったのですが、色々考えた結果、携帯用にしました。
継続して使うとは思っていませんでしたし、香りが自分に合わなかったときのダメージを最小限にしたかったからです。


●4.パッケージも女子力高くて、ひるむ

もう一度このエントリの先頭をチラ見していただきたいのですが、ピンクです。
青っぽいのも黄色っぽいのもあるのですが、何を選んでも、女子っぽいのです。
買うモードで選んではいても、これをレジに持っていくのか・・・と思うと、ひるみました。


このような葛藤を乗り越えてなんとか冒頭の「アロマフレッシュベリー」と「せっけん」の2種類を買うことができました。
このまま出社して、職場でデビューしました。


■ 使うまでの発見


●5.まさかの2重包装だった

ただ想定してなかっただけなのですが、てっきり袋を開けたらシートが出てくると思っていたのが違っていてビックリしました。


●6.アロマフレッシュベリーの香り=芳香剤コーナーのにおい

ようやく開封して、シートの匂いを嗅いでみました。
一瞬で脳裏に、自動車用品売り場の芳香剤コーナーが見えました。
正直苦手な匂いだったので、これは失敗したと思いました。

しかしせっかく買ったので、くじけずに使ってみることにしました。


●7.想像してたより1枚が小さい

トイレの個室に入って1枚出してみました。
手のひらサイズのウェットティッシュで、正直これでカラダを拭くとかムリだろうと思いました。
実際2枚使うことになりました。


●8.まずは汗をタオルで拭きたくなる

自分の汗を体中に拡げるのも忍びないので、使う前にタオルで汗を拭いておくことにしました。


■ 使っている(=カラダを拭いている)間の発見


●9.拭くというより塗るイメージが強い

この小さなウェットティッシュの香り成分を、体中に塗ろうという意識に変わりました。
汗拭きというよりは、香り付けという表現の方が近いかも。


●10.どこまで塗って良いのか分かりづらい

パッケージの説明書きを読みながら塗りました。
(もう拭くという気持ちはどこかへいっていました)

汗をかいているとはいえ、顔とか股間とかはダメっぽいです。

というわけで、まずTシャツをめくって脇、胸、背中。ズボンをおろして、太もも。

すねとか足の裏とかは・・・と思いましたが、やめておきました。


●11.匂いが強くて、むせる

胸を拭いているときに、Tシャツの首のところから強い匂いが上がってきて、むせました。

女子って大変なんだなーと思った瞬間でした。


●12.塗り忘れがある

11で肝心の腕と、あと首に塗るのを忘れていました。
これは慣れの問題でしょう。


●13.腕に塗るときは注射を思い出す

どうでも良いことですが、アルコールで拭いてもらうあの感じがよみがえりました。


■ 使った(=カラダを拭いた)間の発見


●14.トイレには流せない

もしかして・・・と思いましたが、パッケージをよく読むとトイレには流せないとありました。
ちょっと分かりづらいので流しちゃう女子もいるんじゃないかな、と心配になったりしました。


●15.使い終わったら手を洗うこと

パッケージにそう書いてありました。
最初はなぜか分からなかったのですが、後になって手のひらがやたらカサカサになりました。
さらさらを通り過ごしてカサカサに・・・ということでしょうか。


●16.全身に塗ると、全身から香りが放たれる

かくして、全身が芳香剤コーナーの香りになりました。
小学校の頃、興味本位で玄関の芳香剤を舐めて1日中何も食べられなかった記憶がよみがえりました。
これで1日過ごすのか、と思うと、ちょっと後悔してしまいました。


●17.女装してきたような気分になる

トイレから職場の自席に戻るとき、まるで女装して帰ってきたような、妙な気恥ずかしさがありました。


●18.良い匂いがすると言われると、うれしい。

席に座って10分後、後輩が「女子力高い匂いがする」と言ってくれました。
そうなってしかるべき状態ではあったのですが、やはりうれしかったです。
あと救われた気がしました。


●19.強い香りも、慣れると良い香りになる

塗って後悔してから20分後くらいで、ようやく香りも薄れてきました。
また多少は慣れたようで、もしかして自分は良い匂いなんじゃないかと思ってきました。
感想が変わってきたことに若干混乱しました。


●20.さらさら効果すごい

すっかり忘れていたのですが「さらさら」がウリなのです。

デスクワークのため腕を机にベタッと乗せているのですが、いつものようにベタベタしませんでした。
これは非常に良いです。
いつも腕と机の間にティッシュを挟んだりしていて、それがまた扇風機に飛ばされたりしてイマイチすぎたので、それがないだけですごく良かったです。

●21.慣れると別の香りも試したくなる

匂いにもさらさら効果に納得したので、夏場は常用しようかと思い始めました。
普段使いを考えると匂いはもっと弱くて良い気がする・・・だからせっけんとかになるのだな、とようやく理解し始めました。


■ 自分が良い香りという生活における発見


●22.トイレのあとが、良い香り

午後にトイレの個室に入った後、特に消臭スプレーとかしなくても、個室の中がほんのり良い香りがしました。

時々コンビニとかで男女共同のトイレだったりすると、女子の後に入ったとき良い匂いがするのはこういうことなのだ、と理解しました。てっきり消臭スプレーとか持ち歩いてまいてるのかと思っていましたが、おそらく違うのでしょうね。


●23.良い香りが10時間以上も長持ちする

朝塗ってから10時間経っても、まだ腕をかぐとほんのり良い香りがしました。
ビオレすごいです。

また席を立って動くたびにTシャツの中から良い匂いがします。
ビオレすごいです。


●24.他人の匂いが気になるようになる

初めて自分が良い香りになった後だからだとは思うのですが、帰りの道中や駅、電車ですれ違う人の匂いが気になりました。

違う香りがすると「そういうのもアリだね」と思うだけなのですが、特に女性が無臭だと妙にガッカリしてしまいました。「あなたはもっと良い香りを振りまいて欲しい」と、ワケの分からない方向に思考が傾いてしまいました。

また、メジャーな商品なので良くあることだろうとは思うのですが、同じ香りの女性を見つけたときは「仲間!」と思ってしまいました。

慣れれば何も思わないのでしょうが、もしかすると女性は日々こんなことも考えているのかもしれないなーと想像してみたり。


●25.自分の匂いで余計な心配をしてしまう

ふだん自分が女性とすれ違ったときの香りでテンション上がったりしているぶん、自分とすれ違ってムダに男達を混乱させていないだろうか、と余計な心配をしてしまいました。

また電車の中で女子高生あたりに「アイツきもい」とか指さされたらどうしようかな、などとも心配してしまいました。


●26.夜脱いだあとの服が良い香りで満足する

家に帰ってTシャツを脱いだときに良い香り。ジーンズを脱いでも、良い香り。

女子力がついてしまったようで軽く混乱するのですが、汗臭いより断然マシなので、本当に良かったです。


■ まとめ

自分が女子の香りを放つ、という不思議で貴重な経験がたった200円程度でできるのは、たいへんお得です。

職場デビューはちょっと・・・という方なら、お盆休みの今こそチャレンジしてみることをおすすめします。

2014年8月5日火曜日

1ヶ月間継続して財布の中身を記録して分かった入出金の時刻を残しておくべき理由

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日々の買い物を記録する場合、日付だけではなく時刻も残すようにしておくべきです。

理由は、使途不明金を思い出すのに役立つからです。

■ 記録がなくても時系列で思い出せることがある

毎日記録を付けていると、手元のレシートやメモ・記憶だけでは計算が合わないことが1週間に1回はあります。1ヶ月という短い間にも、たとえばこのようなことがありました。
  • コンビニで小銭だけ妻の財布から出した(=入金があった)
  • 公園の自販機で何本もジュースを買って記録していない
    (1本が130円、160円とバラバラの組み合わせだと分かりづらい)
このとき入出金の記録が時系列で並んでいると、格段に思い出しやすいです。
  • 8月1日(金)1830:11320円/-2000円:遊び@まつり
  • 8月1日(金)1129:xxxxx円/-1051円:昼食@コンビニ
  • 8月1日(金)1025:14320円/+10000円:ATM
これは18時半の時点でATMの明細、コンビニのレシート、現金11321円が手元に残っていて記録を書いたところです。(先頭に追記しているので、日時の降順になっています)

パッと見、昼食で51円の半端が出ているのに、キレイに3000円しか減っていない。

なぜだ、なぜだ・・・と考えると、コンビニで妻の財布から小銭を支払ったことを思い出します。そして記録がこう変わります。
  • 8月1日(金)1830:11320円/-2000円:遊び@まつり
  • 8月1日(金)1129:13320円/-1051円:昼食@コンビニ
  • 8月1日(金)1129:14371円/+51円:妻から小銭@コンビニ
  • 8月1日(金)1025:14320円/+10000円:ATM
こういうのは案外時系列でないと思い出しづらかったりします。

というわけで、私にとって家計簿ソフトには時刻を残せる機能が必要だということが分かりました。

なお、たいていのレシートや明細には日時が印字されているので、非常に助かります。

逆に、レシートのない支払いをスマホなどに記録するときも時刻とセットで残しておく必要があるということです。