(2018/06/13 アロマフレッシュベリーはもう売っていないようです。慣れればイイ匂いだったのに...)
いい年した男性が使うようなものではないと思っていましたが、まだ汗をかく時期が続きますし、一度は使ってみるべきです。
今なら「ネットで流行ってるっぽいから」という言い訳もできますし、まずは携帯用で試してみることをおすすめします。
■ 試そうと思った背景
このブログで紹介されていた「ビオレさらさらパウダーシート」に興味がわきました。
「ビオレさらさらパウダーシート」わずか数百円でいい匂いの人と一緒にいる感得られてヤバい | KAMPLOGbr />
理由は「自分の好きな香り」を突き止められるかもしれないからです。
時々道で女性とすれ違ったときにフワッとくる「とある香り」が好きなのですが、それが何の香りなのかサッパリ分からないのです。
まさかすれ違ったあとで追いかけて尋ねるわけにもいかず、時々「あぁ、この香り・・・なんなのだろう」と思っていました。
もしかしたら「あ、コレだ!」と解決できるかもしれないので買って試してみました。
あともちろん自分の汗の臭い、特に朝出社したときの汗をどうにかしたいと思っていたので、そこの効果も期待していました。
結果、残念ながら探していた好きな香りとは違っていたのですが、色々と発見があったので記録として残しておきます。
■ 購入シーンでの発見
●1.香りの種類を把握しておくことはダイジ
駅の中のドラッグストアで買ったのですが、お店に入ってから再びネットの情報に頼ることになりました。「女子の香り」というキーワードしか覚えてなくて、こちらのサイトを参考にしました。
女子臭が発せられるビオレ『さらさらパウダーシート』5種をランキングしてみた - 週刊アスキー
●2.店頭で選ぶのが恥ずかしい
店頭にはこの手の商品の男性用と女性用2コーナーが設けてありました。
で、私はスマホで上記サイトを見ながら女性用のコーナーにいたわけで、他にお客さんはいなかったのですが、なぜがバツの悪い思いをしていました。
「妻に指定されたものを探しているだけなんだ」という不要な言い訳が、ずっと頭の中をグルグル回っていました。
●3.携帯用と詰め替え用で悩む
詰め替えの方がお得だろうとは思ったのですが、色々考えた結果、携帯用にしました。
継続して使うとは思っていませんでしたし、香りが自分に合わなかったときのダメージを最小限にしたかったからです。
●4.パッケージも女子力高くて、ひるむ
もう一度このエントリの先頭をチラ見していただきたいのですが、ピンクです。
青っぽいのも黄色っぽいのもあるのですが、何を選んでも、女子っぽいのです。
買うモードで選んではいても、これをレジに持っていくのか・・・と思うと、ひるみました。
このような葛藤を乗り越えてなんとか冒頭の「アロマフレッシュベリー」と「せっけん」の2種類を買うことができました。
このまま出社して、職場でデビューしました。
■ 使うまでの発見
●5.まさかの2重包装だった
ただ想定してなかっただけなのですが、てっきり袋を開けたらシートが出てくると思っていたのが違っていてビックリしました。
●6.アロマフレッシュベリーの香り=芳香剤コーナーのにおい
ようやく開封して、シートの匂いを嗅いでみました。
一瞬で脳裏に、自動車用品売り場の芳香剤コーナーが見えました。
正直苦手な匂いだったので、これは失敗したと思いました。
しかしせっかく買ったので、くじけずに使ってみることにしました。
●7.想像してたより1枚が小さい
トイレの個室に入って1枚出してみました。
手のひらサイズのウェットティッシュで、正直これでカラダを拭くとかムリだろうと思いました。
実際2枚使うことになりました。
●8.まずは汗をタオルで拭きたくなる
自分の汗を体中に拡げるのも忍びないので、使う前にタオルで汗を拭いておくことにしました。
■ 使っている(=カラダを拭いている)間の発見
●9.拭くというより塗るイメージが強い
この小さなウェットティッシュの香り成分を、体中に塗ろうという意識に変わりました。
汗拭きというよりは、香り付けという表現の方が近いかも。
●10.どこまで塗って良いのか分かりづらい
パッケージの説明書きを読みながら塗りました。
(もう拭くという気持ちはどこかへいっていました)
汗をかいているとはいえ、顔とか股間とかはダメっぽいです。
というわけで、まずTシャツをめくって脇、胸、背中。ズボンをおろして、太もも。
すねとか足の裏とかは・・・と思いましたが、やめておきました。
●11.匂いが強くて、むせる
胸を拭いているときに、Tシャツの首のところから強い匂いが上がってきて、むせました。
女子って大変なんだなーと思った瞬間でした。
●12.塗り忘れがある
11で肝心の腕と、あと首に塗るのを忘れていました。
これは慣れの問題でしょう。
●13.腕に塗るときは注射を思い出す
どうでも良いことですが、アルコールで拭いてもらうあの感じがよみがえりました。
■ 使った(=カラダを拭いた)間の発見
●14.トイレには流せない
もしかして・・・と思いましたが、パッケージをよく読むとトイレには流せないとありました。
ちょっと分かりづらいので流しちゃう女子もいるんじゃないかな、と心配になったりしました。
●15.使い終わったら手を洗うこと
パッケージにそう書いてありました。
最初はなぜか分からなかったのですが、後になって手のひらがやたらカサカサになりました。
さらさらを通り過ごしてカサカサに・・・ということでしょうか。
●16.全身に塗ると、全身から香りが放たれる
かくして、全身が芳香剤コーナーの香りになりました。
小学校の頃、興味本位で玄関の芳香剤を舐めて1日中何も食べられなかった記憶がよみがえりました。
これで1日過ごすのか、と思うと、ちょっと後悔してしまいました。
●17.女装してきたような気分になる
トイレから職場の自席に戻るとき、まるで女装して帰ってきたような、妙な気恥ずかしさがありました。
●18.良い匂いがすると言われると、うれしい。
席に座って10分後、後輩が「女子力高い匂いがする」と言ってくれました。
そうなってしかるべき状態ではあったのですが、やはりうれしかったです。
あと救われた気がしました。
●19.強い香りも、慣れると良い香りになる
塗って後悔してから20分後くらいで、ようやく香りも薄れてきました。
また多少は慣れたようで、もしかして自分は良い匂いなんじゃないかと思ってきました。
感想が変わってきたことに若干混乱しました。
●20.さらさら効果すごい
すっかり忘れていたのですが「さらさら」がウリなのです。
デスクワークのため腕を机にベタッと乗せているのですが、いつものようにベタベタしませんでした。
これは非常に良いです。
いつも腕と机の間にティッシュを挟んだりしていて、それがまた扇風機に飛ばされたりしてイマイチすぎたので、それがないだけですごく良かったです。
●21.慣れると別の香りも試したくなる
匂いにもさらさら効果に納得したので、夏場は常用しようかと思い始めました。
普段使いを考えると匂いはもっと弱くて良い気がする・・・だからせっけんとかになるのだな、とようやく理解し始めました。
■ 自分が良い香りという生活における発見
●22.トイレのあとが、良い香り
午後にトイレの個室に入った後、特に消臭スプレーとかしなくても、個室の中がほんのり良い香りがしました。
時々コンビニとかで男女共同のトイレだったりすると、女子の後に入ったとき良い匂いがするのはこういうことなのだ、と理解しました。てっきり消臭スプレーとか持ち歩いてまいてるのかと思っていましたが、おそらく違うのでしょうね。
●23.良い香りが10時間以上も長持ちする
朝塗ってから10時間経っても、まだ腕をかぐとほんのり良い香りがしました。
ビオレすごいです。
また席を立って動くたびにTシャツの中から良い匂いがします。
ビオレすごいです。
●24.他人の匂いが気になるようになる
初めて自分が良い香りになった後だからだとは思うのですが、帰りの道中や駅、電車ですれ違う人の匂いが気になりました。
違う香りがすると「そういうのもアリだね」と思うだけなのですが、特に女性が無臭だと妙にガッカリしてしまいました。「あなたはもっと良い香りを振りまいて欲しい」と、ワケの分からない方向に思考が傾いてしまいました。
また、メジャーな商品なので良くあることだろうとは思うのですが、同じ香りの女性を見つけたときは「仲間!」と思ってしまいました。
慣れれば何も思わないのでしょうが、もしかすると女性は日々こんなことも考えているのかもしれないなーと想像してみたり。
●25.自分の匂いで余計な心配をしてしまう
ふだん自分が女性とすれ違ったときの香りでテンション上がったりしているぶん、自分とすれ違ってムダに男達を混乱させていないだろうか、と余計な心配をしてしまいました。
また電車の中で女子高生あたりに「アイツきもい」とか指さされたらどうしようかな、などとも心配してしまいました。
●26.夜脱いだあとの服が良い香りで満足する
家に帰ってTシャツを脱いだときに良い香り。ジーンズを脱いでも、良い香り。
女子力がついてしまったようで軽く混乱するのですが、汗臭いより断然マシなので、本当に良かったです。
■ まとめ
自分が女子の香りを放つ、という不思議で貴重な経験がたった200円程度でできるのは、たいへんお得です。
職場デビューはちょっと・・・という方なら、お盆休みの今こそチャレンジしてみることをおすすめします。