- キーボードで日本語入力の効率を良くするには、同音で単語変換することを減らすこと
- 読みに対応する漢字の第一候補が安定すると、ミスや修正が減る
- たとえば「昨日」を「きのう」ではなく「さくじつ」と入力するようにすれば、「きのう」が「機能」専用に使える
『昨日リリースした○○機能について・・・』
『この一週間の天気を転記する』
『この漢字は違う感じがする』
ダジャレを言いたいわけではありません。
ここまで極端ではなくても、ある程度の文章を入力していると同音の単語を変換ミスしてしまうことがよくあります。
例えば「きのうりりーす」と入力してスペースキーを押し、「機能リリース」と表示された瞬間にEnterキーで確定してしまって「あっ」となるわけです。
特に私は結構細かめにスペースキーを押して変換してしまうため、このタイプの変換ミスが多いです。
もちろん「Ctrl+Backspace」を押して変換のやり直しを実行したり、カット&ペーストしたり、対処の方法は色々とあるのですが、そもそも変換(確定)ミスを減らしたいと思っていました。
賢いATOKを使っていてもこのような感じで常々軽くイラッとしていたのですが、最近思いつきで使い始めた小技が割と有効だったので、忘れないよう記録しておきます。
■ パターン1:別の読みがある場合はそちらを使う
たとえば「昨日」は「さくじつ」で変換するようにします。
そうすると「きのう」は「機能」専用の読みとして使えます。
「さくじつりりーすしたまるまるきのう」と変換すれば一発で「昨日リリースした○○機能」となり、すぐに確定できます。
■ パターン2:一文字足して確実になるようにする
「天気」と「転記」も結構悩ましいものがありました。時々Googleで天気予報を見るため検索窓で「てんき」と入力しますし、TaskChuteのログを転記するときのタスク名に「ろぐてんき」などと入力しているためです。
単語変換のため「ログ天気」となることもしばしばあり、軽くイラッとしていました。
そこで閃いたのが「おてんき」です。
「天気」の方は常に「おてんき」で変換することにしました。
予報を検索するとき以外の「てんき」はほぼ「転記」を期待しているため、これで十分です。
もう「転記」を検索してしまうこともありません。
「洗濯」と「選択」も同様に、洗う方は「おせんたく」を使っています。
■ パターン3:動詞にする
「感じ」「漢字」もしょっちゅうミスっていました。パターン2とほぼ同じですが、前者を「かんじる」「かんじた」などと動詞として入力するように心がけています。これで「かんじ」は「漢字」専用で使えます。