TaskChuteの表は、基本的にタスクが並んでいます。
しかしながら、ちょっとした工夫で付箋のようなメモを置くことができます。
デスクワークをするときはTaskChuteを常に参照し「次のタスクはアレ」「その次のタスクはコレ」と頻繁に確認するため、ココにメモを置いておけば必然と1日に何十回も見ることになります。
今日や数日後の大事な予定、名言や自分の決意、ちょっとした標語など、頭に焼き付けたいことをここへ書くだけですんなりと頭に入ります。
なお特に気を張りたいものは文字を赤くしています。
これを設定するための手順は以下の通りです。
■ 1: 色分けのためにModeを追加する
名称は何でも良いのですが、Modeを2個追加します。
※ 私はメモ(Memo)と警告(Alert)を追加しました。
そしてAlertモードの文字色を赤くします。
■ 2: メモとしたいタスクを追加する
通常通りにタスクを追加して、作業内容にメモを書きます。
今回はProjectを「Memo」で統一しました。
■ 3: メモとしたいタスクのModeを変更する
Modeに「Memo」や「Alert」を設定します。
行全体の色がModeにあわせて変更されます。
■ 4: メモとしたいタスクのセクションを変更する
複数行(タスク)にわたってメモとする場合、順番を固定しておくほうが良いです。
ここでちょっとした工夫として、D列(節)に数字や記号を入れます。
数字(0~9)を入れればその順番になります。
数字より前に置きたい行があれば記号(半角)を使います。
私は普段、「*」「+」「-」あたりを使っています。
記号は、下記Wikipediaの『ASCII印字可能文字』あたりを参考にすると色々と探せます。
記号は、下記Wikipediaの『ASCII印字可能文字』あたりを参考にすると色々と探せます。
表の順番と節の順番は必ずしも一致しないようなので、設定した後は並び替えを実行し、意図した順番で並ぶか確認しておくと良いです。
なお見積時間と節内Sは空のままです。
この設定のおかげで、TaskChuteで並び替えをすると「完了タスク」→「Memoタスク」→「次に着手すべき未完了タスク」の順番となります。つまり常に一番上へ張り付いているような設定になります。
■ 5: 1日の終わりに日付変更で翌日へ送る
特にリピートなどは設定していないし、そもそもこのタスクは完了しない(開始や終了時刻を入力しない)ので、1日の終わりには手動で翌日へ送る必要があります。
■ まとめと注意点
- TaskChuteにメモを置くと頭に焼き付きやすく、効果的につかえます
- ちょっとした工夫で付箋のようなメモとして配置できます
- 色分けもModeで実現できます
- あまり数を多くしてしまうと逆効果です(経験談)