2017年1月19日木曜日

子どもと話すときは自分のことを「ワシ」と呼ぶと便利

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長男が1歳くらいになって近所の児童館へ遊びに行くようになった頃、そこにいた「上の子」たちと話すようになり、僕はちょっとした悩みができました。

その子たちに対して、自分の事を何と呼べば良いか。
 

「ぼく」

自分を「ぼく」や「わたし」あるいは「○○ちゃん」と呼ぶような園児に対して、オッサンが自分の事を「ぼく」と言うわけにはいかない、と感じました。それでは対等だと思われる。
 

「わたし」

大人なんだから「わたし」と言えばどうか?
でもこれがオトナっぽいと思うのは大人だけで、女子の「わたし」と響きが同じで対等と感じそうだし、ヘタすると男子から「オンナみたいー」みたいなイラッとする指摘を受けるハメになる。
 

「俺」

「俺」ならどうか?
いい大人が、子どもにエラそうにしてるような感じがした。
僕としては「赤ちゃんを遊んでもらう」という立場もあり、あまりエラそうにはしたくなかった。

また男子は年中さん~小学校低学年あたりで「オレ」デビューするわけで、そいつらと対等になるのも好ましくない。却下。
 

「じぶん」

関西人じゃあるまいし。あと子どもには通じにくそう。
 

「ワシ」

しっくりきました。

子どもに通じやすく、決して彼らとは対等にはなりません。
「ぼく」や「わたし」、さらには「オレ」より確実に上という感じがします。

それでいて響きが優しいのか、あまりエラそうではない。
「ねぇドッジボールしよう」「ん、俺か?」
「ねぇドッジボールしよう」「ん、ワシか?」
ほら。

初めての子は例外なく「なんで『ワシ』って言うの~?」と騒ぎ、そこから会話が生まれるという特典付きです。

しかも周りのパパさんとも被らない。

僕だけが『長男くんのパパは、自分の事を「ワシ」という面白い坊主のオッサン』と認識され、それから何年も親しんでもらえました。

それ以来、家の中でも「ワシ」で通していますし、保育園や小学校でも子ども相手の場合はそうしています。

あ、普通に大人相手の時は「ぼく」です。

まとめ:子ども相手に「ワシ」はオススメ

最初の小っ恥ずかしささえクリアできれば、子ども相手には便利です。