14日間手つかずだったプロジェクトに、ある日突然取りかかることができた理由 | シゴタノ!
それは「準備物を列挙する」です。
実際には物でなくて構わないのですが、目の前の手がけたくないタスクについて何を用意すれば1歩でも半歩でも前に進むのか、とにかく考えようという新しいタスクを作ります。
たとえば先日、保育園の発表会があったのですがビデオ撮影したものをDVDにする必要がありました。
- 発表会動画をDVDに焼く(60分)
初めてではないにしろ結構面倒臭いことが分かっていて、案の定、このタスクを何日も放置(毎日先送り)していました。
さすがにマズイ状況になってきたので「準備物を列挙する」タスクを追加し、すぐに開始しました。
- 発表会動画をDVDに焼く|準備物を列挙する(15分)
- 発表会動画をDVDに焼く(60分)
すると、このようにスラスラと「やらないといけないこと」が出てきます。
- 誰向けのを何枚作るのか確認する
- 休んだ子の分を作ると言ってたけど
- ビデオカメラの内部メモリからSDカードへコピーする
- SDカードからパソコンへ移す
- スマホで撮影した動画もパソコンへ移す
- ムービーメーカーで時系列に全部繋げたプロジェクトを作る
- プロジェクトを複製して、要らないのを削ったパターンを作る
- それぞれの動画ファイルを出力する
- 動画の再生チェック
- 動画をDVDに焼く
- 今度もロゴが入る無料ソフトで焼くの?
職場の業務の場合、Excelで適当に列を変えてアウトラインっぽく箇条書きします。
こうして出てきたものはそれぞれがタスクになるのでTaskChuteへ転記します(転記の際も内容に色々書き足したりします)
- 発表会DVD|準備物を列挙する(15分) ※実績は25分
- 発表会DVD|誰向けのを何枚作るのか妻にLINEで確認する(2分)
- 発表会DVD|ビデオカメラの内部メモリからSDカードへコピー開始する(5分)
- 発表会DVD|SDカードからパソコンへコピー開始する(3分)
- 発表会DVD|スマホで撮影した動画もパソコンへ移す(3分)
:
さすがにこのレベルの細かさになると、具体的で考えずにできるタスクが多いため着手しやすくなります。
また全体を見るとレシピになっています。今回の場合は「ビデオカメラで撮影した動画からDVDを作成する」レシピです。
実際のところまだ不足している(いた)タスクがありますが、それはやってからレシピに反映すれば良いです。
と言うだけではやっぱりダメで、レシピには末尾に
- レシピに載ってなかったタスクをレシピへ反映する
というタスクを必ず付ける必要があります。